Día 5-1. アンティグア3泊4日の記録

アンティグアに滞在した3泊4日の記録です。

※通貨の表記1Q(ケツァール)=13円(2013年間当時)です。

1日目/シャトルバス、パルケ・セントラル、ペンション田代

この日は長いフライトを経てやっと到着したばかりでとーっても疲れていて、ほとんど歩いていない。

ちなみに空港からアンティグアまでのシャトルバスは$10が相場なのだが、私以外に乗客が来ず、運転手に「次のフライトが着くまであと1時間。すぐ出発するなら$30だよ」と言われ…疲れていたから承諾してしまった。せめて「$20にまけてよ」ぐらい言えればよかったなぁ、といまなら思う(何事も値切る世界)。

とりあえずこの日は、パルケ・セントラル(=中央公園)まで歩き、少しだけぶらぶらして写真を撮ってみて、近くのスーパーで洗濯バサミとロープを買ってホテルに戻った。


▷女子高生は万国共通なのね…

泊まったのは、日本人宿の「ペンション田代」。片桐はいりさんの弟さんが経営しているらしい。風呂・トイレ共用のシングルルームでQ70(約900円)、コートハウスのような建物でなかなか快適だった。シングルの部屋は少し孤独ではあるけれど、疲れた体に染み渡る安らぎ…。

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

▷片桐はいりさんがグアテマラ訪問について書いたエッセイに、ペンション田代と思われる場所が登場します


▷部屋の窓からの眺め。

2日目/Doña Luisa、織物博物館、メルカド、サンアントニオ、レコレクシオン修道院

早起きして向かったのが、「Doña Luisa」というオシャレなカフェ。地球の歩き方に載っていた値段はすごく安かったのに、実際は倍ぐらいだった(マイナーな国だから情報も古いんだろう)。カフェオレQ10と、いちご入りグラノーラQ17を注文した。

中庭にテーブル席がたくさんあり、花が咲いていて気持ちがよかった。旅行に出て、一人カフェで計画を練ったり日記を書いたりする時間がすごく好き。



お腹が満たされた所で、続いて織物博物館へ。おじさんがつきっきりでマヤ文明の衣装について英語で解説してくれ、Q15。興味のない人はあまり行かなくてもいいかな…という感じ。


そして、Mercadメルカド=市場へ!

アンティグアでは月木土に盛大な市が開かれる。この日は土曜日なので行ってみたら…すごい活気!大量の野菜にフルーツに花に、人人人!



その後サンアントニオ(織物の村)へ行き…

夕方までまだ時間があったのでレコレクシオン修道院の廃墟を見に行った。なんとなく行った感じだけれど、意外と楽しかった。廃墟を特に手も入れずそのまま観光地にしている。入場料が学割でQ20というのは少し高いかなぁ。

※この旅では、一応国際学生証を作って持って行きました。




街の住民や子どもたちが庭で遊んでいて、一緒になって遊んでいる気分になって楽しかった。子どもが特別好きなわけではないのに、こっちで子どもを見るとなぜだか安心するのは、言語外のコミュニケーションができるから?


夕食はシェアハウスのご飯、通称「シェアめし」。宿に滞在している日本人の方が作ってくれて、みんなで囲んで食べた。メニューは餃子。美味しかった!一人Q10、安い。人見知りな私はかなり緊張していた…。

3日目/ベーグル屋さん、サンタマリア、サンアントニオ

朝でかける前に、宿で洗濯をした。こちらの人はみんな手洗い。この宿は屋上に物干し場がある。

※ちなみに1日目に買ったロープは、室内で洗濯物を干す時に使っている。

ブランチは、パルケ近くのベーグル屋さんに行ってみた。メニューが英語かつベーグルということで案の定、外国人だらけの店だった。英語が飛び交う。ベーグルは文句なしに美味しかった。


サンタマリアの市へ行き、

かなり疲れてしまって宿に戻って一休み……。

それからサンアントニオへ織物を買いに行った。

スーパーでビールを買って帰る。夕食はシェアめし、チャーハンだった。

4日目/実測、Doña Luisa、カテドラル、メルセー寺院

最終日。チェックアウトが11時なのでそれまでに荷造りを。今日はのんびりしよう、と決めていた。

…のはずが、10時からおもむろに部屋の実測を開始。最初は「めんどくさいけど一応建築学生としてやってみるか…」が本音だったが、意外と楽しくて簡単だった。


チェックアウト後、バックパックをフロントに預けて、またしてもDoña Luisaへ。今日はしょっぱいものが食べたかったので、サンドイッチとカプチーノを。サンドイッチには豆のサラダがついていて、ボリューミーかつ美味しい。合わせてQ46(ちょっと高め)。カフェでまったり時間をつぶし、スペイン語を勉強したり、今後の計画を立てたりと幸せな時間


アンティグアは最後だしもう少し見ていこうかな、ということで近くにあったカテドラルの廃墟に行ってみた。カテドラルはいつも正面から見ていたけれど、廃墟のほうが良くて感動した。




その後続けてメルセー寺院の廃墟にも行った。

廃墟って観光資源になるんだなぁと。軍艦島とかもそうだものね…。

感想

アンティグアの見どころはけっこう見たし、ほどよい滞在期間だったと思う。やはり、少しツーリスティックで長期滞在をする感じの街ではないかな、というのが個人的な感想。

いまケツァルテナンゴという街に来たのだけど、街に入った瞬間「アンティグアよりもいいな〜」と感じた。好みにもよると思いますが。


(Apr. 16, 2013)

▽ケツァルテナンゴ(シェラ)へ向けて出発!思わぬハプニングが…